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文化 ― いのちを吹き込む記憶

25/11/8 3:00

11月9日、ウクライナでは「文化関係者と民俗芸術の匠の日」を祝います。

この日は、民族の「魂の息吹」を守り、移りゆく時代の中で意味を創り出す人々に感謝を捧げる日です。



文化は、単なる芸術ではありません。
それは「人として生きる」あり方です。
労働が美となり、記憶がインスピレーションとなり、言葉が心と心を結ぶ橋になるところに文化は生まれます。


文化は世代をつなぎ、社会を癒し、人生に意味を与えるエネルギーです。

民俗芸術の匠たちは技術だけでなく、心のあり方を伝えます。
静けさ、丁寧さ、そして世界への愛。
文化の担い手たちは、人が再び歴史と大地、そして民族の一部であることを感じられる空間を創り出しています。



UKRAINE HOUSE JAPANは、この伝統を日本の地で受け継いでいます。
その使命は、ウクライナ文化と日本文化を結び、理解と創造の共通の場を築くこと。
ここでは、両国の文化関係者が共有する「尊敬・創造・調和」の言葉 ― 共通の文化言語 ― が育まれています。



文化を敬うことは、自分自身を敬うこと。
文化は生きた記憶であり、民族をひとつに保つ力です。
そのエネルギーに私たちの力があり、その言葉に連続性があり、その美に未来が宿っています。

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