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12月5日は「国際ボランティアデー」です

25/12/3 3:00

ウクライナにとって、この日は単なる記念日ではありません。日々の行動で国を支えている人々を思い起こさせる日です。

ボランティア活動は、私たちの強さと責任感の一部となり、命を守り、確かな変化を生み出す力になっています。



各地のコミュニティでは、医療キットの準備、車両の修理、防寒衣類や前線で必要な技術装備の収集などが継続的に行われています。外からは見えにくい努力もありますが、それぞれが確かな成果につながり、国を守る人々を支えています。



ボランティアの中には、物流や医療とは無縁の職業の人々も多くいます。例えば、友人から最初のスターリンク機器を受け取ったことをきっかけに、軍のために設置を始めた音楽家の例があります。小さな行動から始まり、その後、困難な地域で通信を確保するチームへと発展しました。ほかにも、損傷したドローンを修理するハルキウの技術者たちの活動があります。細やかな注意と技術により、何百もの機体が再び使用可能になっています。



子どもや若者も積極的に参加しています。学校の近くで小さな募金活動を行い、その資金を部隊に届ける児童・生徒たち。オンラインで小学生を無料で支援する学生のグループ。こうした取り組みを通して、幼い頃から「支え合う文化」が育まれています。

日本でもボランティア活動は活発に広がっています。


ウクライナ人と日本人が協力して、チャリティーイベント、オークション、文化センターでの集まりを開催しています。東京、神奈川、大阪などでは、医薬品、懐中電灯、モバイルバッテリー、防寒用品、野外装備などをウクライナへ送る活動が続いています。日本の市民もデモへの参加、情報発信、地域での紹介などを通じて支援を行っています。こうして、距離を越えて人々をつなぐ「連帯の場」が生まれています。



国際ボランティアデーは、困難の中でも行動を続けるすべての人への感謝の日です。
ボランティアの存在が、私たちに「支え合いと強さは揺るがない」という確信を与え、ウクライナの未来を支える基盤となっています。

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