
世界人権デー
25/12/10 3:00
12月10日は、1948年に国連で世界人権宣言が採択された日として定められた記念日です。

1950年には、国連総会が各国と国際機関に対し、この日を記念して人権尊重の文化を育むよう求める決議を採択しました。世界人権宣言は、人間の尊厳、自由、平等を守るための国際的な基盤となった文書です。
ウクライナでは、2022年にヴォロディーミル・ゼレンスキー大統領が大統領令に署名し、12月10日が公式の「人権デー」として定められました。
この日は、権利と自由が実際に守られ、行動として実現されて初めて意味を持つことを思い起こさせる日です。国際文書は基礎であり、その価値を現実にするのは社会の取り組みです。
ロシアによる侵略が始まってから、数多くの権利が深刻な危機に直面しました。市民、子ども、高齢者を含む多くの人々の生活が常に危険にさらされ、安全、医療、住まい、身分証明、日常を支える支援が必要とされています。避難の一回、救われた命のひとつ、再発行された証明書の一枚ごとに、宣言で示された権利が守られています。
国家機関、支援団体、法的支援組織、地域コミュニティが協力し、権利が日々の生活に届くよう多くの取り組みが進められています。国内避難民への支援、書類の再発行、医療・心理面での支援、被害者へのサポートなどが整えられています。
国外へ避難したウクライナの人々にも、多くの国が支援を提供しています。日本では、合法的な滞在、就労、教育へのアクセス、医療、心理サポートなどが確保され、家族や子どもたちへの支援、生活相談、人道支援が継続的に行われています。
12月10日は、一つ一つの権利が持つ価値を考える日であり、保護を必要とする人々に寄り添う責任を意識する日です。ウクライナの経験は、権利が生活そのものであり、日々守り、支え、実現していくべきものであることを示しています。