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Liia's Kitchen ウクライナのふるさとの味

26/7/24 12:00

ウクライナの家庭料理が、私に「帰る場所」を思い出させてくれました

本動画ポッドキャストは、ZenGroup株式会社のご支援のもと、Ukraine House Japanが制作しています。



Ukraine House Japanでは以前から、日本の皆さまに本物のウクライナ家庭料理を紹介する映像シリーズを作りたいと考えていました。



私たちは、レシピだけではウクライナ文化の豊かさを十分に伝えることはできないと考えています。一つひとつの伝統料理には、家族の思い出や子ども時代、お祝いの日々、そして愛情を込めて料理を作る人々の物語があります。



Liiaと出会ったとき、私たちは「この人の物語こそ、このプロジェクトで伝えたいものだ」と感じました。Liia自身の経験と、「料理の向こうにある物語も一緒に届けたい」という私たちの思いが重なり、この新しいプロジェクトが生まれました。



こうして 「Liia's Kitchen – ウクライナのふるさとの味」 が誕生しました。



ポッドキャストをご紹介する前に、まずはLiia自身の言葉で、その物語をお届けします。



これは、故郷を失いながらも前を向き、ウクライナの家庭料理を通して「帰る場所」をもう一度見つけた、一人の女性の物語です。



「こんにちは。Liiaです。



私はウクライナのドネツクで生まれました。



2014年、11歳のとき、ロシアによる占領のため、家族は故郷を離れなければなりませんでした。私たちは、ドネツク州にある「ウクラインシク(「ウクライナ」を意味する名前の町)」という小さな炭鉱の町へ移りました。しかし、2022年にロシアが全面侵攻を開始した後、この町も占領されてしまいました。



その年、私は日本へ来ました。



家族も友人もいないまま、新しい生活がどのようなものになるのかもほとんど分からない状態でした。



最初の頃は、見るものすべてが新鮮でした。日本は文化も人々も、スーパーで買い物をすることさえも、小さな冒険のように感じられるほど、私にとって新しい世界でした。



けれど、時間が経つにつれて、私は故郷が恋しくなりました。



中でも一番恋しかったのは、それまで当たり前すぎて気づかなかったもの――ウクライナの家庭料理でした。



子どもの頃から食べてきた、あの懐かしい味をもう一度味わいたい。その思いが日に日に強くなっていきました。



東京でウクライナ料理のレストランを探しましたが、その数はとても少なく、なかなか見つかりませんでした。



そこで、ある日私は母に電話をかけました。



母はビデオ通話を通して、一つひとつの工程を丁寧に教えてくれました。私が子どもの頃から食べてきた料理を、もう一度作れるようになるまで、根気強く教え続けてくれたのです。



そして、故郷と同じ味を再現できたとき、私は言葉にできないほど大きな喜びを感じました。



だから私にとって、ウクライナ料理は単なるレシピではありません。



それは思い出であり、家族であり、ぬくもりであり、そして「帰る場所」そのものなのです。」



Ukraine House Japanは、「レシピとは、材料の一覧ではなく、人から人へ受け継がれてきた物語でもある」と考えています。



「Liia's Kitchen – ウクライナのふるさとの味」 では、伝統的なウクライナ料理の作り方だけでなく、その料理にまつわる思い出や家族の物語、そして文化もご紹介します。



各エピソードでLiiaは、家庭料理のレシピだけではなく、「なぜその料理がウクライナの家庭で大切にされてきたのか」もお話しします。



これはUkraine House Japanにとって初めての料理動画ポッドキャストです。



私たち自身も、この新しい挑戦の中で学びながら、一歩ずつ制作を進めています。そして、ウクライナ料理と、その背景にある物語を、日本の皆さまにどのように伝えればよいのかを、日々考え続けています。



私たちを支えているのは、家族のレシピや思い出、伝統、そしてそこに込められた温かな気持ちを、未来へつないでいきたいという共通の願いです。その思いが、このプロジェクトを形にする力になりました。



ぜひ私たちと一緒に、ウクライナの家庭料理を通して、その文化や暮らし、そして人々の物語に触れていただければ嬉しく思います。



第1回配信のお知らせは、まもなく公開します。どうぞ楽しみにお待ちください。

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