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9月17日 — ウクライナ「救助隊員の日」

26/9/17 12:00

本記事は、ZenGroup株式会社のご支援のもと、国際理解促進
プロジェクトの一環として制作されました。

「救助隊員の日」は、ウクライナの市民保護、消防、その他の緊急救助機関で働く人々をたたえる公式の記念日です。救助部隊の歴史は19世紀から20世紀にさかのぼります。当時、ウクライナの各都市では、初の職業消防隊や相互扶助組織が設立されました。故郷を守り、互いに助け合うウクライナの伝統は、何世紀にもわたって培われてきた深い歴史的基盤を持っています。今日、救助活動には極めて高度な専門技術が求められ、救助隊員たちは日々、人間の限界に近い状況で活動しています。



ロシアによる全面侵攻が続くなか、ロシア軍のミサイルや無人機による攻撃を受けた現場へ最初に駆けつけるのが、ウクライナ国家非常事態庁の消防・救助隊員です。彼らはがれきの下から人々を救出し、大規模な火災を消し止めます。



その傍らでは、地雷除去の専門家が現場を調査し、不発弾を処理して活動中の隊員の安全を確保しています。また、救助犬を伴う災害救助犬チームは、幾重にも重なったコンクリートのがれきの下から生存者を捜索します。



救助隊員たちは、常に命の危険にさらされながら任務を遂行しています。敵軍が、すでに救急・救助活動の始まっている場所を狙って意図的に再攻撃する「二次攻撃」を行うためです。このような状況では、すべての隊員に極めて高い個人の責任感とチームとしての連携が求められます。



国家非常事態庁では、ベルジアン・マリノア、ジャーマン・シェパード、ラブラドール、ジャック・ラッセル・テリアなどが、人命捜索や地雷探知を専門とする救助犬として活躍しています。チェルニヒウ州出身の地雷探知犬パトロンは、2022年以降、爆発物処理班による数百個もの危険物の発見に貢献し、処理隊員と市民の命を守ってきました。



ウクライナ各地で行われる捜索救助活動では、災害救助犬チームがコンクリートの奥深くに生じたわずかな空間に取り残された人々を発見します。救助犬は掘削すべき場所を正確に示し、機器だけでは生命反応を確認できない状況において、救命を左右する貴重な時間を生み出します。



攻撃の標的となるのは住宅だけではありません。列車、駅、ガソリンスタンドも攻撃を受け、大規模な爆発が発生する危険にさらされています。救助隊員たちは何時間にもわたり、燃え上がる金属の間に救助経路を切り開き、変形した車両を切断し、燃料施設で発生した極めて困難な火災を消し止めます。



救助活動における特別な試練の一つが、「静寂の時間」です。その間、現場ではすべての重機を停止させ、あらゆる作業を中断します。隊員たちは静止し、がれきの下から聞こえるかすかな声、うめき声、配管をたたく音などに耳を澄ませます。



ウクライナの多くの都市では、この静寂のなかで弱々しい声を聞き取り、攻撃から数十時間が経過した後に人々を救出した事例があります。隊員たちは再崩落に巻き込まれる危険を冒しながら狭い隙間を進み、素手でがれきを取り除き、ジャッキで数トンものコンクリート板を支えます。



人間の体力と忍耐の限界に達しながら、昼夜を問わず最も過酷な状況で一人ひとりの命を救うために闘う救助隊員たち。その並外れた強さ、献身、そして日々の勇気は、すべてのウクライナ人の心に深い感謝と敬意を呼び起こしています。

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