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ウクライナについて語る — 歴史と文化

25/11/10 3:00

NPO法人ウクライナ・ハウス・ジャパンによる講演会(ありの街の会)

2025年11月9日(日)、特定非営利活動法人ウクライナハウスジャパンは、東京都台東区の東上野区民館にて開催された**蟻の町の会(Arinomachi no Kai / Ant Village Association)**の講演会にお招きいただき、「ウクライナを語る ― 歴史と文化」をテーマに講演を行いました。本講演は、東上野協同組合のご協力のもとで実施されました。



今回のご招待は、幼少期を蟻の町の共同体で過ごし、戦後の上野の荒廃を目の当たりにしながら、長年にわたりこの尊いコミュニティを導いてこられた北畠浩之氏によるものでした。北畠氏は「ウクライナを本当に支援するには、その文化と歴史を理解することが大切だ」と語られました。



このコミュニティには、思いやりにあふれ、穏やかで賢明なご高齢の方々が多くいらっしゃいます。人生を大切にしながら、遠い国ウクライナに心を寄せてくださるその姿に、深い感銘を受けました。



ウクライナハウスジャパンからは、教育部責任者 オレナ・スヴィドランが登壇し、「ウクライナの歴史」と「ウクライナの文化」の2つのテーマで各45分の講演を行いました。未知の情報も多く、当初は長時間になることを懸念しておりましたが、皆さまが真摯に耳を傾けてくださり、最後の30分には活発な質疑応答と心温まる対話が生まれました。文化を通じて心がつながる、まさにウクライナハウスジャパンの使命そのものでした。

講演では、秋田大学のウクライナ人学生たちが3年前に作成した教育資料も使用し、今回も深いご感想と貴重なご意見をいただきました。



北畠浩之氏、そして蟻の町の会の皆さまに心より感謝申し上げます。文化と理解を通して築かれたこのご縁が、今後も豊かに続いていくことを願っております。

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